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sumahoと一緒に…

yoppiの雑記ブログ

がん告知の実際と親孝行

これは実際あった母の話です。

多量の血尿と救急外来

数年前の話になりますが夜中に下腹部の違和感と尿意を催したためトイレに起きるとおびただしい鮮血尿が便器一面を真っ赤に染めました。今までに血尿の経験がなかった母はかなり焦った様子で夫(私から見れば父ですが)を起こし、慌てて身支度を整え近所の総合病院の救急外来を受診しました。

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血尿以外に症状のなかった母。検査室に廻されCT撮影や内視鏡による検査を受けることになりました。

担当医からは「すぐに旦那さんも呼んでください」と言われ診察室の外で待っていた父も一緒に結果を聞くことになりました。

医師「私の見立てでは、これは90%膀胱がんです。後日また検査を受けに来て下さい。」

救急外来ではより詳しい検査が出来ないので後日来院するよう言われました。

しかし、がんの告知があまりにも突然過ぎて母は混乱状態で状況をしばらくは受け入れることができませんでした。

特に入院する必要は無く抗生物質の内服を渡され帰宅となりました。

数日後、母から私のところへ電話がありがんと診断された事、後日精密検査をすると言われた事など話してくれました。

がんと言われるとどんな強い人間もへし折られたような気持ちになります。息子である私ですら、そんな母の様子を容易に察知することができました。

私「…でも、精密検査これからだし、ちゃんと結果が出ないとわからないよ…」

そんな声掛けしかしてあげられませんでした。

ガン家系ということもあり、がん=死という不安がよぎります。

もっと親孝行しとけば良かった。そんな気持ちにもなります。

 

きっと母は告知された日から検査を受ける日まで生きた心地がしなかったことでしょう。その間不安な様子も出さずに気丈にしているだけなのか覚悟を決めたのかいつも通り普通に振る舞っていました。

精密検査にて

精密検査の日となりました。この日の検査は血液検査と膀胱の造影。造影には膀胱を膨らませての検査となりますので排尿を我慢しての検査となります。

当日結果は出ないという事でまたまた後日の来院となります。

 

不安な気持ちで数日後、再び診察室で今度は・・・

 

医師「これは膀胱炎のようですね。救急のDrはがんと言ったようですが、大袈裟に言ったのでしょうかね」

肩の荷が降りたかのような安心感だったようです。

 

私も安心しました。

 

でも初めに「がん」と言った医師を責める気持ちにはなりませんでした。むしろ初めに「がん」と言ってくれたおかげでその後の検査をしっかり受けることができて、否定することができたからです。

初めの見立てで「膀胱炎です」と言われ、放置して実はガンでしたという方がよほど恐ろしいと思いました。

最後に

それにしても「がん」の告知ってあっさりしてしまうんだなぁ…と思いました。

親も70近い年となります。これからは少し親孝行でもしてみようかと思いました。仕事や家事等で日々忙しいですが故郷の親御さんにたまには声を聴かせてあげるだけでも孝行かとおもいます。

 

ご視聴ありがとうございました。